命題35

命題35

 

 

連続して比例する任意個の数があり、第2と最後の数から第1と等しい数が引かれるならば、第2と第1の差が第1に対し同じように最後と第1の差は前の数すべての和に対する。

 

Aから始まる連続して比例する任意個の数ABCDEFがあるとし、BCEFからAと等しい、BGFHが引かれるとする。

 

GCAに対し同じようにEHABCDの和に対することをいう。

 

BCと等しいFKDと等しいFLを作る。

 

FKBCと等しく、これらの部分であるFHBGと等しいから、それゆえに余りHKは余りGCと等しい。

 

そしてEFDに対し同じようにDBCに対し、そして同じようにBCAに対するから、DFLと等しく、BCFKと等しく、AFHと等しいとき、それゆえにEFFLに対し同じようにLFFKに対し、そして同じようにFKFHに対する。分けて取られて、ELLFに対し同じようにLKFKに対し、そして同じようにKHFHに対する。propositionZ.11propositionZ.13

 

前項の1つが後項の1つに対し同じように前項の和が後項の和に対するから、それゆえにKHFHに対し同じようにELLKKHの和はLFFKHFの和に対する。propositionZ.12

 

しかしKHCGと等しく、FHAと等しく、LFFKHFの和はDBCAの和に等しく、それゆえにCGAに対し同じようにEHDBCAの和に対する。

 

それゆえに第1と第2の差は第1に対し同じように末項と第1の差は末項の前の数の和に対する。

 

それゆえに、連続して比例する任意個の数があり、第2と最後の数から第1と等しい数が引かれるならば、第2と第1の差が第1に対し同じように最後と第1の差は前の数すべての和に対する。

 

証明終了

 

 

 

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